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ブランドバッグの修理 その②

前回の続き


ブランドBAGの修理



磨き加工を終えた
(前回の記事ご参照ください)

新しいループに

あのブランド特有の

『線』の柄を入れていきます


ヌメ系の革の加工は

やはり一度、

湿らせてから

作業していきます。


  • 水で濡らす
  • 少しだけ乾かす
  • タイミングをみて線を入れる
「少しだけ乾かす」
「線を入れるタイミング」

これはコツや経験による所が大きいですが

半乾き なところを狙って

線を入れる(*)と

その後も濃く残りますので

ご自分で作業される方は

色々試してみてくださいませ☆

(*)線の入れ方について
至って単純です。定規などをあてて、へら状のモノで擦る。
その際、湿っている革はキズが入りやすいので
不要で不用意な汚れや傷がつかないように注意が必要です



部品「新しいループ」が出来た所で

いよいよ取り付けて参ります。

「縫いつける」作業ですが

コツとあわせてご案内いたします。




実際のBAGにあわせて

縫う位置を決める!

通常は作業前に

型紙などで印をつけますが

今回は小さい部品である事と

ループ状になる事から

革の厚さも考慮した上で

仕上がりのイメージを実物に合わせながら

微調整をいたしました。





なにせ「ループ」ですから

結構、縫いにくいですが

本体に気を配りながら

画像の様に縫い合わせました



見えてはいけない縫い目

表に来ていますので

くるっと裏側に回しましょう。

ピッタリのサイズで作っていますので

無理にグイグイではなく

慎重に慎重

に回していきます。




そして

完成です!
 コストを抑えての

「片側のみ」の作業と言う事もあって

お客様には

仕上がりと金額の

コスパに

大変喜んでいただきました(*^_^*)



ブランドバッグの修理 その①

ブランドバッグの修理 その②




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