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キャリーバッグの修理(革じゃないけど(*^_^*))その③

キャリーバッグの修理 その③

前回の続き

やっとこ
手に入れた
スライダー!!

さあ、戻していく作業です☆


スライダーをレールに戻します!

少々コツのいる作業です。

両手を必ず使う

作業なので画像はありませんが

要は、

一般的な洋服のファスナーと同じだけど、

末端が処理されていない分、

チョット入れにくい感じ。みたいな感覚ですので、

「よいしょ」っと、戻します。



ファスナーの先端は

見える場所でもないし、

普段使いで手の届く場所でもないですが

一応、念のため

「つまみが抜けない様に」縫い止めをします。
(もともとはされていませんでしたけど) 




開いた箇所を

順番に戻していきます。

もともと穴はあいているので

ゴム素材も、難なく針は通りましたが

バッグが大きい事もあって

縫いにくくって、参りました(*^_^*)

ひと針縫ってはバッグを持ちかえ

また、ひと針縫っては持ちかえて。。。
カシメも打ち直します

もとに近いように

「黒」のカシメを使用しています


コレで完成


と思いきや、

もうひとつ重要な事があります。

それは




この独特な形の「引き手」です。

バナナみたいだなぁ

何のための形状かと言うと

ロックの機能を備えた

スライダー『引き手』

 でありました。


「無理そうなら大丈夫だよ」と

お客様からは言っていただいておりましたが、

もちろん、そうはいきません(*^_^*)


キャリーバッグと言う事もあるので

このロックの機能は

復活さなくては
プロとは言えません(えっへん)!




前回の記事にも書いた通り、

スライダー探しの難しさは

よ~く理解しています。


さすがに、

「引き手がバナナ見たいな形で・・」

とは

どの問屋さんにも

言えませんでしたので、

ココは知恵を絞って対応致しました(^^)v 



つづく



関連記事をまとめてみました

キャリーバッグの修理(革じゃないけど(*^_^*))その①

キャリーバッグの修理(革じゃないけど(*^_^*))その②

キャリーバッグの修理(革じゃないけど(*^_^*))その③

キャリーバッグの修理(革じゃないけど(*^_^*))その④
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