前回の続き
糸を切り終えたら
分解しましょう。
(アドバイス)
状態によっては「ノリ」が
強く残っている場合があります。
ムリに引っ張ると
革が切れてしまうかもしれません。
ノリの部分を湿らせると
粘着力を弱くする事が
出来て有効です。
が
革を濡らす事のリスク
慎重に作業をしましょう
縫いなおす箇所を
分解した状態がこちらです
フタ側のボタンは
先に外しておりましたが
(糸が切れたお財布の修理(その①)参照)
本体側(メス側)のボタンも交換しておきましょう
取りはずし方法は
フタ側のボタンと同じですが
(糸が切れたお財布の修理(その①)参照)
内側に付いている
『革』も外して、付け替えましょう。
お気付きだと思いますが
一枚「革」を追加致しました。
これは
『補強』と『補修』
の目的の為です。
~革と金具の関係について。~
革の特性として「馴染む」があります。
いい意味で、使い方や使う人のクセが
形となって、使いやすくなる!
とも言えますが、
この金具の部分の様に
常に力のかかる所では
どうしても「緩む」と言う現象が起こります。
通常の場合、
叩き直す、締め直す
といった方法で対処できますが
今回の様に「分解」した場合は
せっかくですので「交換」しておくのがベストです。
既に伸びてしまっている革の場所を
ワッシャー代わりに
新たな革を足して「補強、修正」する方法も
大変に有効ですね。
縫って戻して参りましょう。
つづく
糸が切れたお財布の修理(その①)
糸が切れたお財布の修理(その②)
糸が切れたお財布の修理(その③)
自分でもできる!?お財布の修理のご案内
糸を切り終えたら
分解しましょう。
(アドバイス)
状態によっては「ノリ」が
強く残っている場合があります。
ムリに引っ張ると
革が切れてしまうかもしれません。
ノリの部分を湿らせると
粘着力を弱くする事が
出来て有効です。
が
革を濡らす事のリスク
- 部分的に強く濡れた場合のシミ
- 湿っている時の革の伸びやすさ
- 湿っている時のキズのつきやすさ
慎重に作業をしましょう
縫いなおす箇所を
分解した状態がこちらです
フタ側のボタンは
先に外しておりましたが
(糸が切れたお財布の修理(その①)参照)
本体側(メス側)のボタンも交換しておきましょう
取りはずし方法は
フタ側のボタンと同じですが
(糸が切れたお財布の修理(その①)参照)
内側に付いている
『革』も外して、付け替えましょう。
新しく取り付けた画像がこちらです
お気付きだと思いますが
一枚「革」を追加致しました。
これは
『補強』と『補修』
の目的の為です。
~革と金具の関係について。~
革の特性として「馴染む」があります。
いい意味で、使い方や使う人のクセが
形となって、使いやすくなる!
とも言えますが、
この金具の部分の様に
常に力のかかる所では
どうしても「緩む」と言う現象が起こります。
通常の場合、
叩き直す、締め直す
といった方法で対処できますが
今回の様に「分解」した場合は
せっかくですので「交換」しておくのがベストです。
既に伸びてしまっている革の場所を
ワッシャー代わりに
新たな革を足して「補強、修正」する方法も
大変に有効ですね。
いよいよ仕上がりです。
縫って戻して参りましょう。
つづく
糸が切れたお財布の修理(その①)
糸が切れたお財布の修理(その②)
糸が切れたお財布の修理(その③)