「シミ」「キズ」を無くしたい!
前回のつづき。
シミそのものを無かった事にするのは不可能なので
今回は「革の花のコサージュ」を取り付ける方法に致しましたが、
どうやって、修理個所(今回はシミの部分)の裏側まで辿り着けるかどうかが、
作業の内容、多さ、時間、に大きくかかわって来ます。もちろん金額にも。。。
バッグの構造やデザイン、ダメージによって最善の方法を探します。
裏地の底部分がフリーでしたので今回はここを開きました |
今回は、裏地の底部分からのアプローチとなりました。
裏地の付け方は様々ですので、
無理な場合はバッグの上部から開こうかとも検討しました。。
先に、作って置いた花の部品をバッグ本体に縫いつけました。
「ブローチ」のようにピンでとめる方法では、
ずれる心配とちぎれる心配があるので、縫いつけがベスト。
こんな感じになりました!
もともとのプレーンのバッグとは印象が違ってしまいますが、
「自然な感じ」にコサージュをつけられたと思います。
あの「シミ」のせいで、押入れに監禁されそうな運命だったバッグを
またひとつ、お日様の下に出すことができました。
BAG修理、お財布修理など、なんとかして「もう一回使えるように」
御提案を致しますのでお気軽にご相談くださいませ。